10月4日から10月10日にかけて、清水先生を筆頭に平成会の有志メンバー6人でバンダアチェ(インドネシア)とクアラルンプール(マレーシア)に行ってまいりました!
関空から6.5時間、そして視界不良のためさらに3時間ほどのフライトの後に無事インドネシアのバンダアチェの地を踏みしめることができました
現地では、ガイドと通訳をしてくださったMexさんはじめ大勢の道友と3日間で10時間、みっちり合気道の稽古をしました
最初の2日間は、フットサル場の横にあるカフェの床に手作りのクッション畳を敷きつめて作った稽古場で行いました
この道場はAikido Puleh Dojoというのですが、Pulehとは”癒し”という意味とのこと
2004年の津波の後にできたこの道場を通じて、様々な形で人々の癒しや支えになることを願ってつけられたすばらしいネーミングだと思いました
この道場はなんと、クッション畳だけでなく太刀や杖なども手作り!
そのクオリティの高さと、なければ作ってしまえという熱意と器用さに われわれ日本人一同ただただ驚くばかり・・・
日本ではいかに恵まれた稽古環境にあるかをあらためて認識いたしました
稽古でも、全く技が分からないという人はいなくて、普段から本当に熱心に練習されているんだなぁということがすごく伝わってきました
3日目は、今までとは違う体育館のような大きな会場において、清水先生のセミナーが開催されました
ポスターや認定証など、これらもまたすばらしい出来ばえで現地の方々がこのセミナーにかける意気込みをひしひし感じました
遠いところから駆け付けた人もいらっしゃったそうです
熱のこもったセミナーは大成功!
終了後はみんなでお弁当を頂いたり、記念写真を取ったり、連絡先を交換したり・・・、一気に合気道仲間が増えました
津波ミュージアムでは、島の形すら変わってしまった津波の悲惨さを忘れないための様々な展示を前にして何とも言えない気持ちになりました・・・
バンダアチェからフェリーで45分ほどのサバーン島へも連れて行ってもらいました
映画の撮影でディーン○岡も滞在したというホテルでリゾート気分を満喫!
ついつい時計を探してしまうのですが、時間を忘れてボーーーーッとするのが正しい過ごしかたとのこと
次来るときは1週間くらいゆっくり過ごしたいなと思いました



バンダアチェでの最後の晩、稽古日ではないのに多くの人がPuleh Dojoに集まってくれて壮行会を開いてくれました
ひとりひとり自分の言葉で語りあい笑いあったあの夜のことは一生忘れられません
ナシゴレン(チャーハン)、ミーゴレン(焼きそば)、サテアヤム(牛の串焼き)、カレーの弁当、そして何杯飲んだかわからないアバンダチェのコーヒー・・・
胃袋も心もすべて満たされた4日間でした



翌日、道友たちとの別れを惜しみつつ次の目的地のマレーシアのクアラルンプールへ!
2時間ほどのフライトの後すぐに空港でこちらの道友がピックアップしてくれて観光へ連れ出してくれました
ランチでは久しぶりのビールで乾杯! セントラルマーケットではショッピング、ツインタワーでは成長を続ける都市のビル群に圧倒されました!!
道友たちのリクエストにこたえ、清水先生が(英語で)指導にあたられました
稽古後は遅くまでやっている中華料理店でディナー
汗をかいた後のビールと中華は最高!!
日付が変わるくらいまで丸テーブルをみんなで囲んで談笑しました


景色のすばらしい高層ビルのホテルで迎えた朝、仲間との別れを惜しみつつ日本への帰途につきました・・・
今回の旅行を振り返りますと、行くまでは本当に不安でしたが、一歩踏み出したことによってかけがえのない体験をすることができました
平成会の仲間たち、現地の道友たちのサポートがなければこの旅が実現することはありませんでした
みなさん、本当にどうもありがとうございました!!!
将来、このようなチャンスがあればぜひまたチャレンジしたいと思います!

以上
甲西道場事務局/高野
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